今改めて読む事でミニマルを見直す本
第一次ミニマリストブームの頃から、もしかしたらその前から?話題になった、
ドミニック・ローホー さんの本を久しぶりに読みました。
今回読んだ本はこちら。
「小さいものと豊かに暮らす」
ベストセラーになった「シンプルに生きる」は過去読みました。
当時ミニマリストどころかシンプリストにすら程遠かった私が読んだ感想は、
「素敵だけどこんなに少ないものや厳選したもので暮らすのは無理」
と思った記憶があります。
スッキリした生活には憧れるけど、今の生活を変えたくない。
減らす事で変わる生活への不安を抱えていました。
今ならわかります。
減らしても大丈夫だし、怖いことは起こらない。
なんなら快適になる。
さて、今回は本の中から気になった部分を抽出したいと思います。
まずは持ち物に対してこだわるポイントについて、
軽く、小さく、使いやすい こと。
軽くて、小さいだけではダメで使いやすさがポイントです。
エルゴノミック と言う言葉が印象的でした。
エルゴノミクスは「人間工学」とも訳される。人間がより無理なく、効率的に使用できる工業デザインを研究する学問分野であるといえる。ITの分野では特にキーボードやマウスといった入力装置のデザインに取り入れられることが多い。エルゴノミックデザインを一般的な製品のデザインと対照すると、概して奇抜な印象を与えやすい。操作性も一般的な製品とはかけ離れたものが多く、当初は扱いにくい印象を受けるが、勝手がわかって慣れてくると快適至極であるという。
身体に優しく疲れにくく、ストレスなく使えるものをさす言葉。
この言葉使いやすそうです。
この本は全体的に愛用品を紹介しています。
持ち物は人の生活それぞれなので甲乙をつけたり、逆に憧れて真似して意味がないと思いますが、選ぶ理由やポイントが書かれているのでエッセンスを真似する事にします。
・服は軽くて上質な素材のものを選ぶ
服自体が重いと疲れていまします。できれば軽い素材で綺麗に見えるものを。
・旅ではいらない服を手放して身軽になって帰ってくる
下着や服も手放して帰ってくると身軽です。いく時よりも身軽に。
・体を軽くしてくれるものを食べる
これは自分にとってこれからの課題。自分の体が喜ぶものを、心地よくなるものを食べる。食べ方を考えるがテーマです。
・カーペット、ソファの大きなものから、カップやお皿のような小さいものまで採寸する
自分にとってフィットする大きさ、部屋や場所にフィットする大きさ
小さいものからサイズや重さを意識する事でより気持ちよく暮らせます。
共感したり勉強になるポイントが沢山。
今の自分の思考でもう一度「シンプルに生きる」を読んだらどんな感想を持つだろうと興味が出ました。
以前の自分と今の自分の変化を感じさせてくれたこの本に感謝です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。